コミュニケーション力を高める幼児教育

出典:obama-kodomoen.jp

幼児教育を通じて獲得するコミュニケーション力

幼児期は、人間形成の基礎が作られる極めて重要な時期です。

幼児期というのは小学校就学前の時期を指しますが、幼児教育とは乳幼児が生活する全ての場で行なわれる教育の総称です。具体的には幼稚園や保育所における教育や、通信講座などを使った家庭における教育、地域社会おける教育など幅広い概念になります。

乳幼児は様々な遊びや生活での体験を通して情緒や知的な発達、社会性を確立していき、人としてより良く生きるための基礎を作り上げていきます。また0歳から小学校の低学年ぐらいまでは、知性や感情、人間関係などの面でも日々急速に成長するタイミングでもあり、この時期の経験は将来、人として充実した生活を送る上では必要不可欠なものです。

東京学芸大学教授 松井智子氏がのアドバイスによると、年齢別に次のようなコミュニケーションを取るのが効果的です。
参考:我が子のコミュニケーション力の育て方
1歳から3歳ぐらいまでは理解できるかどうかは気にせずどんどん話しかけること、4歳から7歳ぐらいまでは親子で一緒に体験したことのお話を、8歳ぐらいからは様々な社会生活を通じた経験や体験に関することを話題にあげると良いでしょう。

子育てに関わる大人は、幼児教育が子どもの将来を大きく左右する重要なものであることを、しっかり認識しておく必要があります。幼少期はまだ語彙力も低く、論理的に物事を考えることはまだできません。一方で、直感的な反応を司る右脳の発達が急激に起きるのが幼児期であり、コミュニケーション力はこうした右脳的なアナログ処理が求められるために、この時期は社会性を獲得するためにとても大切になります。

幼児教育による機会提供

近年、若者のコミュニケーション力が低下していることが問題視されています。

この背景として、スマートフォンやインターネットなどの通信技術が発達したことや、少子化や核家族化によって、直接会うことの機会減少や、見ず知らずの人とのコミュニケーションを取る機会が減ってきていることが挙げられます。そのため、人と顔を合わせて話をすることを苦手としている若者が増えてきているのです。

経済産業省が発表しているこの国の人口動態がどう変わってきたかを見ると一目瞭然です。

出典:meti.go.jp

参考:少子高齢化・人口減少が経済に及ぼす影響 《日本の人口動態の変化》- 経済産業省

しかしいくらインターネットが便利だとは言っても、人と人との関わりは完全に断てるものでないため、幼児期に作られるコミュニケーション力が今後も重要であることには変わりありません。

昔は近所の子どもたちが集まって遊ぶことも多く、時には喧嘩になることがあっても様々な交流を通じて学ぶことができたことで、思いやりや好奇心の自然的な芽生え、足りない力を皆で補っていくという社会性を身につける機会が豊富にありました。しかし少子高齢化が進む近年では、地域によっては子ども同士で遊ぶ機会が大きく減ってきており、このような場合には大人たちがそのような関係を作れるような環境を作っていくことが大切になります。

なお、様々な子どもや大人たちと遊ぶことで得られることは、社会性やコミュニケーション力を高めるというメリットだけではなく、子どもたちの生涯の師となる大人や友人を作っていくことができるチャンスのひとつになります。

コミュニケーション力を自ら身につける事が大事


出典:atpress.ne.jp

また、子どもたちがコミュニケーション力を伸ばす環境を作ると同時に気をつけなければならないのが、手を差し伸べ過ぎたり、突き放し過ぎたりしないことです。子供たちが様々な困難を自分たちでどのように乗り越えて行くかを見守り、時には助言などをしたりしながら、自分自身で問題を解決していく力も身につける必要があるのです。

良い思い出となる経験だけではなく時には苦難に感じることも経験し、様々な人とかかわり合いながら培っていく社会性によって、コミュニケーション力を自然と身に着けていくことが今後の人生にも大切なものとなります。子どもが上手く気持ちが伝えられないからと、親が子どもの気持ちを代弁してしまったり、先回りしてしまったりしてしまうとコミュニケーション能力が身に付かないということが考えられます。

小さい頃はそれで良いかもしれませんが、大きくなるにつれて親がいなければ何もできない子供を作ってしまう可能性があります。そのようなことにもならないためにも、代弁したり先回りしないということも親には求められます。

幼児教育ガイドでは個性豊かな通信講座をいろいろと紹介していますが、もちろんプリントやドリルなどで読み、書きなどの基礎的な脳力を高めることも重要ではありますが、人との関わりあいやコミュニケーション力の向上も並行して行う必要があります。
例えばZ会の幼児コースでは、プリント教材の他に、親と子で実体験を通じて学んでいく教材も含まれており、こうした通信講座を活用して学んでいくことも良いと思います。


Z会「幼児コース」の評判や料金

大学受験、特に難関校を目指している高校生に高く支持されているZ会が提供している幼児向けのコース。大学受験の実績豊富なZ会らしく、先を見越して「学ぶ力」を身につけられるような教育方針で作られている。