幼児教育するなら知っておきたい脳の仕組み

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幼児教育するなら知っておきたい脳の仕組み

人間の脳の神経細胞数は大人と子供で大きな違いはなく、およそ140億個あります。
これらの神経細胞はシナプスと呼ばれるネットワークを形成していて、視覚と味覚、聴覚、嗅覚、触覚といった刺激があると互いに信号を送り合い、刺激が繰り返されることでネットワークも強化されていきます。

赤ちゃんは他の臓器と比べると脳が形成されるスピードの方が早く、大人よりも体全体に対して頭の占める割合が大きくなります。そのため、生まれたばかりの乳児や1歳ぐらいだと頭の重さを支えるだけの十分な体がないために立ち上がることができなかったり、立ち上がった直後はバランスがうまく取れずにふらふらしたりします。

こうした人間の成長を特徴を踏まえて、幼児教育では子供の能力について才能逓減の法則という理論を重視しています。子どもには無限の才能がありますが、小さいうちに開花させれば上手く機能させられるというものです。
逓減という言葉はあまり馴染みが無いかもしれませんが、「ジャクソンとスキャモンの発育曲線」という曲線をみて頂くと6歳ぐらいまでに急激に脳神経が発達するのに比べて、それ以降は緩やかなになっているのがわかると思います。こうした曲線を描くことを逓減と言います。


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幼児教育が効果的なのは生後36ヶ月まで

5歳、6歳ぐらいはまだ幼児期と言えますが、高校や大学に入学するぐらいに年齢が上がると才能を開花させること自体がとても難しくなるため、塾通いする必要はありませんが早い段階から通信講座などでも良いので幼児教育を始める必要があります。

世界で子どもの教育に関して積極的な活動を行っているユニセフによると、世界子供白書 2001で子供は3歳になるまでに脳の発達のほとんどが完了することを発表しました。この白書では、生後わずか36ヶ月の間に子どもは考え、話し、学び、判断する能力を伸ばし、成人としての価値観や社会的な行動の基礎が築かれると書かれています。
参考:世界子供白書2001 〜幼い子どものケア〜

大人は知識や経験、直感的理解力と論理的理解力などをうまく組み合わせることで、多くの情報を整理することができます。一方、生まれたばかりの赤ちゃんはそもそもまだ言葉を習得していないため、ある物事を言葉を使って論理的に考えて結論に至ることはできません。そのため、幼児教育を受ける子どもたちは言葉による理解ではなく、ありのままを直感的に受け入れて処理しています。

人は大きくなるにつれて直感で取り込んだ物事を、経験や言葉に当てはめて論理的に考えるようになります。直感的な理解力と論理的な理解力の2つは深い関わりがあり、どちらか一方が欠けても正しく理解することはできません。
論理的理解力の方が高度な能力に感じられるかもしれませんが、直感的理解力が対応できる情報量やスピードは論理的理解力の10万倍にもなると言われており、こうした直感的な脳の活動は0歳~3歳の間に最も活発に行われます。

質の高い幼児教育の効果


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アメリカのペリー就学前計画では、3歳~4歳の就学前の子供を幼児教育を経験させたグループと、全く参加しなかったグルーに分けて、その後40年間の生活の様子をそれぞれ観察しました。アメリカでは政策を決定する際に、何となくそう思われているという感覚ではなく、こうした実証データを重視します。ペリー幼児教育計画の研究結果によると、幼児教育を受けたグループの方が学校で良い成績を修め、平均所得や持ち家率は高い一方で逮捕者は少なかったという結論が出ました。
研究者の1人が「質の高い幼児教育を受けることは、子どもの人生を豊かにする極めて効果的な方法である」と語っています。

参考: ペリー幼児教育計画-50歳時の追跡調査への準備

子供は小さい時からある程度性格も決まるので、この時期に学習意欲を持たせることができないと、質の高い教育を受ける機会まで失ってしまいます。その結果、獲得できる賃金の低下や、犯罪率の向上などの結果を招くことになります。

言語能力獲得にも有効


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さらに幼児教育は様々な言語能力を獲得するのにも適しています。
人間は20~20000Hzまでの音域を聞き分けることができますが、脳が完成するまでに耳になかった言語は、後になってからの習得はとても難しくなります。

直感的な理解力だったものが論理的理解力が中心となって情報を処理し始めるのは、9歳頃とされています。

しかし日本では小学校高学年や中学生になってから英語を学ばせようとするために、日本語しか聞いてこなかった子どもはなかなか対応できません。残念なことに日本語と英語の周波数が異なるため、幼少期に英語の周波数に触れる機会が少ない場合、いきなり英語を聞いても細かい所までを聞き分けることはできません。

直感的理解力から論理的理解力が優位になる前に、日本語以外の周波数を聞き分ける神経回路を作ることが大切です。直感的理解力が活発になっている時期は、言語を概念として受け入れるので、言葉を使って論理的な丸暗記の勉強とは違います。通信教育でもCDやDVD動画などで英語を文字としてではなく、音声や動画で学べるものが多くあるのでこうした教材を使って英語の周波数に対応した脳回路を作っておく必要があります。

日本語と同じように第二言語を感覚として習得できる方法として、英語の歌などを流す幼児教育が多く普及しています。論理的な理解はまだ先でも、幼児期にこうして英語の周波数に慣れておくことはとても意味があります。