教材を使わない幼児教育

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通信講座などの教材を使わない幼児教育

幼児教育を行うには幼児教室に通ったり、幼児教育ガイドで紹介している通信教育を使ったりする以外にも、家庭にあるものを工夫して行うことができますし、むしろ教材などを使わないことによって親子の良いコミュニケーションにもなります。
親子でコミュニケーションを取りながら教育することは、子どもの成長はもちろん、親にとっても様々な気付きや発見が得られる効果もあります。


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首相官邸のサイト内にも「国の政策」というカテゴリで子育てに関するページがあり、その中には家庭での教育力の向上という専用のページが用意されています。家庭での教育力ですから、子どもの学力という意味ではなく、親御さんや保護者の方による家庭内での子育て力も高めましょうという意味です。
参考:首相官邸 国の政策 家庭の教育力向上

手先を使う幼児教育

家庭で試すことができる幼児教育は様々ですが、計算ドリルなどのお勉強だけではなく、小学校入学前の幼少期は五感をフルに使うような体験、例えば指先を使うような遊びが効果的とされています。


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指先を使うお遊びといえば、日本人が得意とする折り紙が挙げられます。折り紙は繊細な指の動きが必要な作業であり、そして指先を使うことによって脳にも良い刺激を与えることができます。指先と紙に神経を集中して取り組む必要がありますので、集中する力を養う為にも良いと言えるでしょう。紙さえあればどこでも行うことができますので、外出する際にも折り紙を持ち歩くようにしてみるのも良いかもしれません。

長谷川和恵氏(長野市立若槻小学校)と和田稔氏(理数科学教育講座)共著の信州大学教育学部紀要の中でも、折り紙は教育教材として価値を持つと述べています。戦前までは教育的な価値が低いと判断されていましたが、近年では単に手先を動かすだけではなく、折り紙を行うには様々な力が必要なことがわかってきたため、幼少期の児童向け教育として効果があります。
参考:
論文:教材としての折り紙のもつ教育的価値について

折り紙に比べると少しハードルが高くなりますが、お箸を使って豆などの小さなものを挟んで移動させる遊びも有効です。この作業も折り紙同様に、指先の感覚が必要であり大いに脳を刺激することができます。また、正しい箸の持ち方ではないとなかなかできない作業でもありますので、お箸の持ち方をマスターする為にも良いと言えます。お箸は子どもの頃から正しい持ち方を身に付けておかないと大人になって直そうとしてもクセが抜けないことが多い為、将来的に悩まされない為にも良い遊びと言えます。

言葉を使った幼児教育

幼児の脳を鍛える為に、記憶力や言語力を高めるような遊びも取り入れる事をお勧めします。
道具を何も使わずにできる教育法として、親が言った言葉を逆さまにして返してもらう遊びがあります。


出典:theasianparent.com

例えば「りんご」と言ったら「ごんり」という具合に、親の言葉を逆さまにしてやりとりをすることで記憶力と語彙力の両面を高めることができます。最初は2、3文字の短い単語からスタートとして、徐々に文字数を多くすることで段階を踏んで鍛えることができますし、また単語ではなく数字にしてみることによってまた違った刺激を与えられるようにもなります。

子育てをする際の昔からの定番と言えば絵本の読み聞かせですが、これも今でも立派な幼児教育のひとつです。
子どもは親に絵本を読んでもらうことによって頭の中で様々な想像しながら物語を辿っていきますので、その過程でイメージ力を鍛えることができます。語彙力も付きますし、絵本に興味を持つようになれば、字が読めるようになってから自分で本を読むようになり、読書が好きなお子さんに育つことにもなります。
沢山の本を読み聞かせてあげることで世界が広がりますし、世界観を広げてあげることで想像力の豊かな子どもへと成長させることができます。

幼児教育ガイドの《語彙力を鍛える幼児教育》というページでもご紹介しましたが、絵本の定期購読サービスとして絵本ナビの絵本クラブや、福音館書店のこどものともというサービスがあります。どの絵本を購入したらよいかわからない場合にはこうしたサービスのご利用も効果的です。


絵本ナビ「絵本クラブ」の評判や料金

絵本のためしよみで有名な絵本ナビが提供する絵本の定期購読サービス。

福音館書店「こどものとも」の評判や料金

児童書の出版社として有名な福音館書店が提供している月刊誌サービス。

子どもとの関り合いを大事に

読み聞かせをする際には読み手である大人も、子どもの目線になって読むようにすることも大切です。
大人と違って子どもはゆっくりと理解していきますので、物語を頭の中でイメージできるように一文字一文字を丁寧に読んであげる事が重要です。そして時には声色を変えてみるなどしてアクセントを付けることで登場人物の関係性を理解したり、また感情を理解する力も身に付けさせることができます。

ここで挙げた家庭での幼児教育方法はまだ一部ですが、何より大事なことは、親から直接教わったという経験や体験は子どもにとって一生の財産になります。子どもとの関わりを持つ時間を大事にしましょう。