この教育法、この教材の特徴
こどものともは、通信教育というわけではない。月刊誌というと誤解を招きそうだが、雑誌ではなく、毎月さまざまな絵本が1冊届く。ものがたり絵本が届くのが「こどものとも」で、かがく絵本が届く「かがくのとも」というのが別にある。福音館書店の絵本は書店に置かれているのはもちろん、幼稚園・保育園での教育用に購読されている事も多い。

毎月届く絵本のみで「家庭学習をみっちりやる」というのはイメージしづらいが、月に1冊、価格も高いわけではないので、習慣づけや飽きないように学習に変化をつける目的の教材と考えるならば良いかもしれない。
ただ福音館書店の「ぐりとぐら」「はじめてのおつかい」など、有名な絵本ではなくオリジナルの話なので、お子様が全ての絵本に興味を持って読み続けるかどうかは難しいと思われる。
そういう意味で言えば、福音館書店が「月刊誌」と読んでいるのが何となくわかる。
料金
月額420円だが、6ヶ月か12ヶ月の一括払いいずれかを選ぶので、半年2,520円か一年5,040円。
別途送料も必要。送料は月額100円弱。
参考:
コース名 | 月々送料 | 6ヶ月一括 | 12ヶ月一括 |
---|---|---|---|
こどものとも0.1.2. | 100円 | 3,120円 | 6,240円 |
こどものとも年少版 | 80円 | 3,000円 | 6,000円 |
かがくのとも | 90円 | 3,060円 | 6,120円 |
教材詳細
生後10ヶ月ぐらいから6歳まで、未就学児が対象。
小学3年生以降ぐらいからの「たくさんのふしぎ」もある。
《コース》
「ものがたり絵本」は2歳以下向き、2~4歳向き、4~5歳向き、5~6歳向きの4段階に設定されている。
「かがく絵本」は3~5歳向きと5~6歳向きの2段階がある。親御さん向けの「母の友」というサービスもある。
年齢が下から順にこどものともは「こどものとも0.1.2.」「こどものとも年少版」「こどものとも年中向き」「こどものとも」、
かがく絵本は「ちいさなかがくのとも」「かがくのとも」と名付けられている。
《教材特徴》
毎月1冊、その年齢にあわせた内容の幼児向け絵本が受け取れる。
バラエティに富んだ内容で、子供の興味を引き出し、それぞれの年齢にふさわしい内容が吟味されている。また言葉や絵の質にこだわった、その都度企画されている絵本である。
「こどものとも0.1.2.」ではお子様と親御さんのふれあいを意識した内容、「こどものとも年少版」ではお子様が周りのものにより興味や感心を持てるような内容など、子供の成長に合わせた教育ができるように工夫がされている。
《特記事項》
定期購読を基本としているが、在庫があればバックナンバーを1冊だけ購入する、という形をとることも可能である。但し、福音館書店のホームページからは注文できないため、書店か他の通販サイトなどを通じて購入する。
会員登録をして感想を投稿すると、月刊誌に挟み込まれている折込付録に掲載されることがある。
科学雑誌という位置づけで「たくさんのふしぎ」という月刊誌も用意されている。これも未就学児の教育用ではあるが、内容は自然や環境、人間の生活・歴史・文化から、数学・哲学まで幅広い。
《歴史》
福音館書店はキリスト教系の書店からの流れで設立されたため、福音という名称が付いている。
「こどものとも」は1956年に創刊され、1997年に創刊500号、2002年に福音館書店は設立50周年を迎えている。
申込方法
どちらも公式サイトに購入方法が記載されている。プレゼント包装や海外発送にも対応している。
下記の参考サイトを参照。
基本情報
- 幼児教育 教材名
- 福音館書店「こどものとも」
- 認知度ランキング
-
モンキくん独自調査による認知度ランク※参考
3.5/5段階評価 - 対象
- 未就学児なら誰でも
- 教材
- 絵本、月1冊
- コース
- 年齢別に分かれている
- 費用
- 6ヶ月、12ヶ月の一括払い
- 参考サイト