0歳から始める右脳教育について

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0歳から始める右脳教育

一昔前の感覚だと幼少期からの幼児教育というのは、有名小学校をお受験するために幼稚園の時から幼児教育の学習塾に通って勉強するものだと捉えるかもしれません。しかし最近では、生まれたばかりの0歳児や1歳、2歳から教育するという低年齢化の傾向が高まっています。

乳幼児に教育することに抵抗感を持つ方もいると思いますが、様々な研究によって3歳までに脳に適切な刺激を与えると、その後の脳の働きに大きな影響を及ぼすという結果が出ています。3歳以降の教育では間に合わないということではなく、脳細胞のネットワークが急速に形成されるのが3歳まででそれ以降は緩やかな成長に変わっていく、と言われています。

幼児教育ガイドでも脳の教育に着目して作られている幼児教材を比較整理して紹介しているので、参考にご覧ください。

0歳から3歳ぐらいまでは右脳優位

このような早期教育のポイントは、脳の役割を理解し、適切な教育をしていくことです。例えば、人間の脳には右脳と左脳があることが知られており、右脳と左脳では得意とする処理や役割が異なります。左脳は言語や計算や分析など論理的な思考を司り、右脳は瞬間暗記や芸術や空間認識や直感的な思考を司ります。


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こうした脳の特徴により、早期教育によって子どもの右脳を鍛えると、芸術的な才能を高めることができると言われています。子供を将来的に芸術的な分野で活躍させたいと思う母親は、子どもが小さい時から右脳を鍛える教育を取り入れると良いわけです。

0歳から3歳ぐらいまでは右脳優位で処理がされますが、3歳をすぎてからは左脳も発達し、少しずつ論理的な思考力もついてきます。こうなると直感的な理解力から言語を習得して論理的に物事を考えられるようになり、大人の考え方ができるようになっていきます。

右脳教育の代表格はドッツカード

右脳を鍛えるための教材はいくつかありますが、代表的なものとしてカード教材があります。その中でも幼少期の脳を発達させる効果があるといわれているのがドッツカードです。ドッツというのはドットの複数形で点の集まりという意味があります。
ドッツによる脳教育は、点が描かれたカードが1から100まであって、それを子供に1枚につき1秒の速さで次々と見せていくという教育のやり方をします。このようにフラッシュ的に(瞬間的に)見せることによって、右脳が刺激を受けて脳の細胞を育てることができるのです。
同じように瞬間的にカードを見せる幼児教育にフラッシュカードもありますが、それぞれ刺激する脳の部位が異なると言われています。


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ただドッツカードが効果があるかどうかは、まだ科学的に証明されていません。子どものある期間だけは、確かに瞬時にドットの数を読み取れる特殊能力を発揮することがあるのは確かです。ただ、多くの子どもは成長と共にこの脳力が見えなくなり、他のこと同じような読み取りスピードになっていきます。効果がないとも言い切れませんが、効果があるとも証明はされておりません。

文部科学省が運営している《子供たちの未来をはぐくむ家庭教育》というサイト内の白梅学園大学学長 汐見 稔幸氏による《有識者をはじめ様々な方からの応援メッセージ》という資料でも、ドッツカードによる教育方法についての指摘がされており、子どもにとっては普通の家庭環境内でも十分な刺激があり、温かく見守ることが大事であると主張されています。
参考:
(PDF)特集 家庭教育支援の充実について 白梅学園大学学長 汐見 稔幸

このように右脳教育は効果があると主張する人がいる一方で、過度な刺激によって逆に集中力が続かず、衝動的な性格になってしまうマイナス面も指摘されています。親としては、脳に悪い影響がないのであればやってみようと考える方も多いと思いますが、何事も過度にやり過ぎると良くない影響が出る恐れがあるので、子どもの様子を注意深く見ながら進めてください。